代表理事の菊池が「よんチャンTV」(毎日放送)に、空き家の専門家として出演しました!

関西で放送されている毎日放送の「よんチャンTV」に、一般社団法人空き家再生協会の代表理事であり、オハナホーム株式会社にて代表を務める菊池が「空き家の専門家」として出演いたしました。


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番組では、空き家問題の現状や原因、その対策について詳しく解説されました。総務省の調査によると、空き家の総数は過去最多の900万戸に達し、その中でも「放置空き家」は約385万戸に上ります。特に「倒壊や治安悪化」といった「外部不経済」が、地域社会に大きな影響を及ぼしている点が指摘されました。

空き家の主な理由と背景
空き家となる主な理由の一つとして挙げられたのが、「物置として必要だから」というものです。具体的には、親や家族の思い出の品が整理できず、そのままになっているケースが多いとのことです。他にも、「家は継いだけれど必要はない」、「相続関係者で意見が割れてしまう」といった理由も空き家増加の要因となっています。
また、家を解体して更地にしない理由として、固定資産税の負担増が挙げられました。更地にすると税負担が約4倍になるため、放置されるケースも多いです。

日本独特の「新築信仰」
さらに、日本では「新築信仰」が根強く、これも空き家問題を複雑にしていると指摘されています。木造住宅が主流であることや地震大国という背景に加え、新築住宅への税優遇制度が、新築需要を後押ししている側面があります。

空き家問題への対策

空き家問題の解決策として、以下のような取り組みが紹介されました。

* 空き家を譲りたい人と欲しい人をマッチングさせる「0円物件」ビジネスの全国展開

* 空き家を再利用した店舗や宿泊施設


* 本人や家族の意思確認、整理整頓を早期に行うこと

* 空き家が負債化しないよう、事前準備と話し合いを進めること

おうち終活ノートの紹介

家族同士でおうちに対する共通認識をつくる「おうち終活ノート」について紹介もありました。
それぞれの家族が「おうちに対する希望や考えを持ち寄ってコミュニケーションを取る」ことで、空き家の発生を未然に防ぎ、万が一発生してしまった時にも早期解決ができることを目的に作られたノートで、国土交通省の空き家対策モデル事業にも採択されています。
(空き家対策モデル事業に採択された時の記事はこちら:オハナホームHP

今回の出演を通じて、「空き家再生の重要性」と「地域社会に与えるポジティブな影響」について、多くの視聴者に知っていただく良い機会となりました。
空き家の再生と流通を通して、日本が抱える社会問題の解決に繋がる取り組みに、邁進して参ります。

空き家再生協会の取り組みについてご興味ある方は、協会の紹介ページをご覧ください!

空き家再生協会とは

画像引用:MBS NEWS

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