家賃は過去最高、“住みたい街”は変化中 ─いま地方移住と空き家に注目すべき理由


2025年、東京23区の家賃相場が再び過去最高を更新しました。都市の人気は衰える気配がなく、それに伴って賃料や地価も上昇を続けています。住まいにかかるコストは確実に膨らみ、特に子育て世帯や単身者にとって「東京での生活」はますますハードルの高いものになりつつあります。

東京23区の掲載賃料は、シングル向き・ファミリー向きともに前年から1割以上上がっています。

家賃の上昇は、子育て世帯や若いカップルの家計にも影響しています。

東京23区、家賃上昇止まらず
不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」のマーケットレポート(2025年1月版、発表日2025年2月21日)によると、東京23区の掲載賃料(前年同月比)はファミリー向き(2DK〜3LDK以上)が22万2,603円で前年同月比13.1%上昇、シングル向き(ワンルーム〜2K)が10万6,174円で前年同月比11.5%上昇しました(出典:LIFULL HOME’Sマーケットレポート2025年1月版 https://lifull.com/news/41169/ 確認日2026-09-17)。

「住みたい街」も変化。郊外に向かう関心
住む場所の選び方にも変化が見られます。

LIFULL HOME’Sが物件への問い合わせ数を駅別に集計した「住みたい街ランキング」(2025年、首都圏版)では、「買って住みたい街」の2位に八王子、3位に大宮が入りました。「借りて住みたい街」でも、1位は葛西、2位は本厚木、3位は大宮です。都心から少し離れた街にも、住まいを探す人の関心が向いていることがうかがえます。

特に30〜40代の子育て世代や、コロナ禍を機にリモートワークに慣れた層が「東京に住み続ける意味」を再考しているようです。

地方暮らしは“我慢”ではない、“選択”の時代へ
「東京で働き、東京で暮らす」ことが当たり前だった時代は変わりつつあります。働く場所を選ばない時代、家族の時間や暮らしの質を重視する人々にとって、地方移住は“妥協”ではなく“理想の暮らし”を実現する選択肢です。

「安く住む」は地方の特権か?

地方には、今まさに人を待っている“空き家”が数多く存在します。手頃な賃料またはリノベーションによる再利用で、新しいライフスタイルを築ける可能性が広がっています。

空き家は“負動産”ではなく、“未来の資源”
空き家というと「管理が大変」「古くて住めない」といったネガティブなイメージを持たれがちです。しかし、現代のリノベーション技術や自治体の支援制度を活用すれば、空き家は快適な住まいへと生まれ変わります。

空き家再生協会では、都市部から地方への移住や、地域の空き家の利活用など、様々な視点で空き家再生の可能性について知識や学びを共有しています。

家賃高騰が続く今こそ、空き家という“地域資源”に目を向ける絶好のタイミングです。

空き家の「再生」を通じて、地域の魅力を再発見し、新たな暮らしの選択肢について、一緒に考えて行きましょう。

空き家再生協会について:
https://akiyasaisei.jp/about

参考情報:
LIFULL HOME’Sマーケットレポート 2025年1月版(2025年2月21日発表)
https://lifull.com/news/41169/
2025年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング<首都圏版>(2025年2月10日発表)
https://lifull.com/news/40837/
(2026年9月17日に数値と順位を確認しました)

【訂正】2026年9月17日、東京23区の賃料と「住みたい街」ランキングの記述を、出典の数値と順位に合わせて訂正しました。

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